2014年度 情報処理学会関西支部 定期講演会
『動物たちのふしぎにせまる』

 2014年度 情報処理学会関西支部 定期講演会を下記の通り開催致します。
 

卵から孵ってすぐに見たヒトを親だと思いこみ、その後をずっと追いかけていくヒナたち。コンラート・ローレンツによる「刷り込み」の記録映像は世界に衝撃を与えました。そして、動物の行動を研究する動物行動学という研究分野が誕生したのです。このように動物たちのふしぎにせまる研究には、情報処理技術が実は深く関わっています。
 

本講演会では、この分野の第一線で御活躍の講師3名をお招きし、それぞれの研究トピックを中心に、動物たちのふしぎについて、そしてそのふしぎをどのように明らかにされたのかについて、一般向けにわかりやすくお話して頂きます。

情報処理学会関西支部 支部長 藤原 融

情報処理学会関西支部 定期講演会 概要

日時 2014年12月6日(土) 13:00〜16:45(受付開始 12:30〜)
場所 龍谷大学大阪梅田キャンパス 研修室
大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階 [MAP]
※オフィスタワーエレベーターで14階までお越し下さい。
テーマ 『動物たちのふしぎにせまる』
プログラム
12:30〜
受付開始
13:00-13:10
オープニング
13:10-14:00

セッション1

見たい!知りたい!分かりたい!:
氷河から熱帯雨林、ヒマラヤから海中まで

京都大学
野生動物研究センター
センター長/教授 幸島 司郎

幸島 司郎

大学生のころ、真冬の雪の上を歩き回っている変わった虫を研究するうちに「氷河にも虫がいるかも」と妄想するようになりヒマラヤへ。運良く、氷河に住む昆虫やミジンコを世界で初めて発見し、氷河にも生態系があることを明らかにした。以来、世界各地の氷河生態系を調査し、その特性や地球規模の環境変動に対する影響を研究している。同時に、イルカやオランウータン、サイ、オオカミ、インコ、ヒト、植物、微生物など、氷河から熱帯雨林、ヒマラヤから 海中に至る様々な生態系の生物の生態や行動を、学生と共に幅広く研究している。「自分の目で見て自分の頭で考える」フィールドワークの重要性と楽しさについて紹介する。

14:00-14:10
休憩
14:10-15:00

セッション2

生きものが日の長さを測るしくみ

京都大学
大学院理学研究科
教授 沼田 英治

沼田 英治

光周性とは生きものが明るい時間の長さ(日長)に反応する性質である。光周性はタバコで発見されたが、今では単細胞の藻類から脊椎動物に至るさまざまな生物で知られている。光周性において日長を測るときに概日時計(およそ1日周期の生物時計)を使うことが古くから知られていたが、その時計の実体は不明であった。一方、活動リズムを調節する概日時計は遺伝子レベルで明らかになっている。最近、私たちはホソヘリカメムシにおいて既知の概日時計遺伝子の発現を抑制すると日長が測定できなくなることを示した。これにより、光周性において、活動リズムを調節する概日時計と同じ遺伝子を使って日長を測っていることが明らかになった。その経緯をお話ししたい。

15:00-15:10
休憩
15:10-16:00

セッション3

イルカを調べ、イルカに学ぶ

帝京科学大学
生命環境学部 自然環境学科
准教授 篠原 正典

篠原 正典

野生イルカは、かつてはその観察さえも困難であった。しかし近年では、観察プラットフォームが整備され、行動・生理・位置データのロギングシステムが進み、計画的な観察・調査のもと、仮説検証型の研究が進むようになってきた。講演者は、20数年前から一貫して旧態依然とした「観る」という視点から彼らを調べ、イルカたちが垣間見せてくれた行動を懸命に理解しようと努めてきた。“おもしろい”話や“トンデモ”な話を掘り出すには、この手法の方が生産的だと信じている。今回は、これまでに講演者やその同僚が報告してきたイルカの面白さを画像・動画を交えて紹介し、それらから私たち自身(今のヒトとこれからのヒト)が学べることを考えてみたい。

16:00-16:10
休憩
16:10-16:40

パネルセッション

動物たちのふしぎにせまる人間たちのふしぎ

幸島 司郎
沼田 英治
篠原 正典

動物たちにはふしぎがたくさん。でも、動物たちのふしぎにせまる人間たちはもっとふしぎ。
パネルセッションでは、そんな動物たちのふしぎにせまる人間たちのふしぎについて語り合って頂く。

16:40-16:45
クロージング
参加費
<情報処理学会員>
無料
<非会員>
1,000円

※参加費は当日受付で現金にて徴収させて頂きます。お釣りの無いようご準備下さい。その場で領収書を発行致します。

※情報処理学会、電気学会、照明学会、電子情報通信学会、映像情報メディア学会の個人会員(正会員と学生会員)は会員価格でご参加頂けます。
また、情報処理学会に限り、入会申請中の方も会員価格でご参加頂けます。
情報処理学会への入会はこちら

情報処理学会関西支部に所属する賛助会員も、正会員価格でご参加頂けます。
関西支部所属の賛助会員一覧はこちら

定員 60名
申込方法 参加ご希望の方は、下記【個人情報の取り扱いについて】をお読み頂き同意の上、申込ボタンから必要事項を記入してお申し込み下さい。

【個人情報の取り扱いについて】

情報処理学会関西支部は、情報処理学会プライバシーポリシーに基づき個人情報の適正な取り扱いに努めております。
本申し込みにてご提供頂きました個人情報は、2014年度関西支部定期講演会の運営の目的(参加者名簿の作成、諸連絡のお知らせ等)にのみ利用致します。ご本人の了解なしに第三者へ提供したり、預託することはございません。
上記の個人情報の取り扱いに同意の上、お申し込み下さいますようお願い致します。
なお、情報処理学会の個人情報取扱につきましては下記アドレスのWebページをご覧下さい。
http://www.ipsj.or.jp/privacypolicy.html

申し込みフォーム

web申込受付は締切りましたが、当日申込も受け付けますので、
参加ご希望の方は直接会場までお越し下さい
 

※お申し込み後一両日中に申込受付完了のメールを差し上げます。このメールをもって、正式な参加ご登録となります。 お申し込み頂いたにも関わらず受付完了のメールが届かない場合は、お申し込みが完了していない可能性もございますので、お手数ですが事務局までご連絡下さい。

申込締切 定員に達し次第終了
注意

※会場までのお越しは、なるべく公共の交通機関をご利用下さい。駐車場もございますが、場所等は各自ヒルトンプラザのウェブサイト等でお調べ下さい。

※会場ではインターネットへの接続環境はご用意しておりませんので、必要な場合、各自でご用意下さい。

問合せ先

情報処理学会関西支部 事務局/担当:小見山
(公益財団法人 京都高度技術研究所 内)
TEL:075-315-9014
E-mail:jimu@kansai.ipsj.or.jp

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